本稿では,米国大学院受験(理系)の前提知識を説明します.
米国大学院の出願時期は11月~1月が〆切の場所が多いです.提出書類は,以下の通りです.
- Statement of Purpose (通称SoP.志望理由書のようなもの)
- 3通の推薦状
- TOEFL iBTのスコア
- GRE(米国大学院用のセンター試験のようなもの)のスコア
- CV/resume(履歴書のようなもの)
- (持っている場合は)論文など
それぞれ簡単に説明します.
SoP
志望理由書のようなものです.SoPの書き方は小野さんの記事(僕のStatement of Purpose論)にまとめられています.恐らく日本の学部から米国大学院進学を目指す人は,必ずと言っていいほどこの記事をもとにしてSoPを作っていると思います.私もこれをもとに書きましたし,他の学生もこの記事を書いていました.私流のSoPの書き方はこちらにまとめました.
3通の推薦状
研究を行った指導教員に推薦状を書いてもらいます.書き方は船井奨学金の審査員である加藤先生の記事(効果的な推薦状を書いてもらうために)にまとめられています.小野さんの記事(僕のStatement of Purpose論)と同様に,日本の学部から米国大学院進学を目指す人は,必ずと言っていいほどこの記事をもとにして推薦状を作っていると思います.
私流の推薦状の書き方はこちら.
TOEFL iBT・GREのスコア
事前に日本で受験します.スコアをETSを経由して米国大学院へ発送します.スコアが届くまで時間がかかりますので,3週間前以上には送付手続きを済ませましょう.私は1ヵ月前に送付手続きをしました.
CV/resume
履歴書のようなものです.自分の研究経験や研究能力をまとめます.私流のCVの書き方はこちら.
論文など
論文を学術論文誌に発表したことがある人は提出が求められます.